初心者キャンプパパ・ママ日記

超インドア派だった家族がハマった冬キャンプについて書くブログ

キャンプでの失敗〜焚火編〜

今回はキャンプでの失敗について書きたいと思います。その中でも特に失敗の多かった焚火について書いていきます。今も初心者なのですが、本当に失敗をいっぱいしてますのでこんなことしないほうがいいよーと少しでも参考になればと思います。

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本当はこんな感じが理想ですよね。焚火って。


 

はじめて行ったキャンプの後のお話です。夫はキャンプ道具を見にホームセンターやキャンプ用品専門店へ行くという今までとは人格が180度変わった行動を取るようになりました。お店に行って帰ってくるたびに何かしら買って帰ってくるというおまけ付き。いくら安くてもそんなに車に積めない。と思いながら見守っておりました。

 

で、道具も揃ってきたある日のこと。今日は天気が良いから星を見に行こう。と夫が提案。その日の夕方ぐらいですけどね。

息子は多分車で寝ちゃうだろうから毛布をいっぱい持ってかないと。そんなところは気づくみたいです。実際毛布を車に積んだのは私でしたけど(笑) 

で。急遽無料のキャンプ場へ車でいき、そこで焚き火をして星を見たら帰ってくるというかなり強行なスケジュールのもと実行しておりました。

焚き火関連道具で持っていったのはこれです。

ホームセンターで買った薪。(大きいのを8本ぐらいにしたもの。)

焚き火台(唯一ちゃんとしたもの。ロゴスの焚火台)

着火剤(100均・ジェル状のもが出る商品)

チャッカマン(100均)

 

夫が「着いたし火つけるわ。」と意気揚々と車を降りたのですが、まず問題①が発生。

問題①夜のキャンプは、当たり前ですがめっちゃ暗い。

 

ごめん。何も見えない。どーしよ。とドタバタしている夫。

そうなると思って100均でライトとランタンは買ってありました。で、なんとか作業開始。

 

実は、はじめてのキャンプで行ったリゾートキャンプ森のひとときでは、火起こしは私がやってました。その時の夫がしたことはうちわで火種を消すということだけ。

全くの役立たずぶりを発揮しておりました。全く慣れていない夫とは対照的に私はというと好きではないがそういうことは一通り経験しているので結構できるので、逆にBBQとかに行くと肉を焼かされる役になるので楽しくなかったという経験はありました。

 

でもとりあえず夫がやる気を出しているので、車の中で毛布にくるまって待つこと10分。夫が「全然火がつかない。この太い薪すぐに火が消える。不良品買ったんかな。」と。・・・・・問題②発生。

 

問題②火を起こす基本を知っておこう。(夜は見えにくいので作業がやりづらい。)

 

いやいや。焚火台に一本太い薪が置かれていてそれをライトで照らすと着火剤がまき散らされて薪に大量に塗られている状態でした。私は優しく1から火の起こし方を教えてあげました。ちゃんと火種を作って、さらに空気を通り道を作ってと・・(最初に行った時も教えてたのですが。。。)

 

でもここでさらに問題が発生。

 

問題③ホームセンターの薪はそのままでは使えないものがほとんど。

問題④100均商品のチャッカマン・着火剤ともに寒さで火がつきにくい。

 

そうなんです。夫はホームセンターで買ってきた薪は確かに薪なのですが、太いんです。その為本当は鉈や大きなナイフで適当な大きさにカットして使わないと使えないということが判明。寒空の中火をつけずに20分以上が経過し、私も段々イライラしてきたところで夫が「あ。炭でこの薪に火をつけてやる。」とまた無茶なことを言い出し、実際にやっておりました。

(その後無駄に炭1kg・太い薪を失ったことは言うまでもありません。)

 

 

こうして初めての星空観察キャンプは大失敗に終わりました。(笑)

夫はコーヒーも飲めず、最後炭で無理やり火を起こしたせいで、煙に燻されたのかすごくワイルドなにおいになっておりました。

その間息子はというと、大変幸せそうに毛布でたくさん包まれ暖かそうに終始寝ておりました。(被害もなくぐっすりでした。)

 

ここで経験して学んだことはこちらです。

問題①夜のキャンプは、当たり前ですがめっちゃ暗い。

→なので、夜キャンプする際はランタン・ライトの準備を。

(ランタンはひとつ大きなものがあったほうがいいかもしれません。)

 

問題②火を起こす基本を知っておこう。(夜は見えにくいので作業がやりづらい。)

→慣れてないときは、とりあえず昼間デイキャンプ・BBQで経験しておこう。

(本当の初心者なら何回か昼間に行って慣れておくことも必要ですよね。)

 

問題③ホームセンターの薪はそのままでは使えないものがほとんど。

→実際使用法はちゃんと調べて使いましょう。

(初心者向けの薪は「ホームセンタームサシ」で「バタ木」というものが置いてあります。焚火付け用薪としては非常に使いやすいです。自分でカット等しなくてもいいようにしてあります。初心者の焚火にはおすすめです。

でも、燃焼効率が悪いので結構量は必要になるかなと思います。

(1B/Lに30~40本入って、それで1時間~1時間半ぐらいだとおもいます。)

 

問題④100均商品のチャッカマン・着火剤ともに寒さで火がつきにくい。

→これは本当にそうです。寒いときとか悪条件が重なると100均アイテムでの限界が感じられました。そうした心配のないものを揃えておくといざというとき安心できるということは学びました。

 

失敗から学ぶことは沢山ありますよね。。本当に夫を見ているとそう感じます。今ではだいぶ成長して短時間で火を起こせるようになりました。(今はマッチと着火材使ってます。)

 

ここまで不器用で慣れていない人がキャンプをしようとはなかなか思わないとは思います。でもちょっと興味あるけどやったことないという人も沢山いらっしゃるとは思いますので、失敗したことをお伝えして、皆様が最初から楽しいキャンプができればいいなと思っております。まだまだ失敗談はありますので。また書きます。

ご覧いただきありがとうございました。